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地質構造推定理論を導入した地質情報解析システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 07740407
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 地質学
研究機関国学院大学

研究代表者

坂本 正徳  國學院大学, 文学部, 講師 (40265955)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード地質構造 / パーオナルコンピュータ / 堆積・浸食モデル / 地形図
研究概要

地質構造の推定理論を組み込んだシステムを構築するコンピュータとしてパーソナルコンピュータ(以下,PC)とし,一般的な環境で使える環境を目指して研究を行った.これまでの地質構造の推定などに用いられるコンピュータはOSとしてUNIXを用いたワークテーション(以下,WS)であったが,現在一般に用いられるのはWindows環境のPCである.まず,PCにおいてUNIXを使える環境を整備した.その環境で試作システムのPCへの移行を行った.利用環境が広がり,システムの普及が望める.
システムの基礎理論は地質構造の数学的表現したものであるが,整合・不整合といった数式表現方法から,さらに発展させ,堆積・浸食モデルを数式表現した理論をアルゴリズムとして解析した.PC上で試作システムのアルゴリズムに改良した理論を組み込み,システムを強化することができた.
次に,Windows環境において,地形データの3次元表示の研究を行った.一般に使われる格子データや国土地理院が発行する数値地図を元データとする3次元地形図表現ソフトTERRAMODをプログラム言語Visual Basicで組んだ.表現方法は,コンター線図,カラーコンター図,陰影画像(白黒,カラー)などであり,操作方法はグラフィカルに示され,利用しやすく,教育の現場でも活用されることが望まれる.
総合的な研究として,地質図作成システムに地形図の格子データおよびデジタル地質図を用いて地質図の復元を行った.今後,露頭データベースなどデータ供給源が整備されていけば,以上にあげた機能をすべて兼ね備えた統合システムが構築される可能性がでてきた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 坂本正徳・塩野清治・升本眞二: "地質図作成システムCIGMAで処理される数値情報" 情報地質. 6. 117-122 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 坂本正徳・升本眞二・V. Raghavan. 塩野清治: "TERRAMOD(Visual Basic版)の開発-デジタル標高データを用いた地形の3次元モデル作成プログラム-" 情報地質. 6. 209-227 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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