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遺伝的アルゴリズムを用いた機械組立図の認識および部品図の自動生成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07750159
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 設計工学・機械要素・トライボロジー
研究機関埼玉大学

研究代表者

綿貫 啓一  埼玉大学, 工学部, 助教授 (30212327)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード遺伝的アルゴリズム / 機械図面 / CAD / 機械設計 / 機械要素 / 部品認識 / 知識工学 / ベクトル・データ
研究概要

本研究では,CADシステムで描かれた機械装置の組立図をもとに,遺伝的アルゴリズムょび知識工学の各手法をうまく組み合わせて部品図生成の自動化を図った.その研究成果は以下の通りである.
(1)規格部品のデータベース作成:軸受,歯車などのJIS規格品について,その形状特徴などをもとに分類し,遺伝子データの作成をしデータベース化した.
(2)組立図からの規格品の抽出:まず,CADシステムで描かれた機械装置の組立図をベクトル・データ形式でデータを作成し,次に,CAD図面データを遺伝子の情報に置き換え,そのデータをもとに遺伝的アルゴリズムを用いて,特徴ある規格品の部品を抽出した.ここでは,CADのベクトル・データに格納されている図形の種類および属性の集まりから遺伝子のデータの作成法,適応度の計算法,世代交代などの方法について検討を行い,最適な部品抽出用システムを作成した.
(3)組立図の部品への分解:組立図から規格品の抽出を行った後,規格品以外のものを機能部品ごとに分解した.
(4)部品図の自動生成:これまでに分割された部品データに付随した寸法データや中心線のデータをもとに知識工学により,抽出された部品を認識し部品図を自動的に作成した.
以上により,設計者が作成していた組立図に対して,本手法を用いることにより部品図を自動生成でき,初期設計段階の迅速化に寄与した.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 村本浩、綿貫啓一、大滝英征: "遺伝的アルゴリズムを用いた機械図面の認識に関する研究" 日本機械学会第73期全国大会講演論文集. IV. 337-338 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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