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アモルファスシリコン上のイットリウムシリサイドの形成と評価

研究課題

研究課題/領域番号 07750354
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 電子・電気材料工学
研究機関大阪大学

研究代表者

服部 励治  大阪大学, 工学部, 助手 (60221503)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードイットリウムシリサイド / アモルファスシリコン / 薄膜トランジタ- / ポリシリコン
研究概要

イットリウムシリサイド形成のアニール温度の最適条件を求めるために、(111)結晶シリコンおよびアモルファスシリコンに金属イットリウムを蒸着し、アニール温度をパラメータとして作製した。作製したイットリウムシリサイドの構造や電気的特性を評価するため、X線回折による結晶構造解析、XPSによるイットリウム、シリコン、酸素などの原子の深さ方向プロファイル測定、電流-電圧測定を行い、以下の結論を得た。
1)Si(111)面上では約300℃を越えるアニール温度でイットリウムダイシリサイドが形成され始め、n形シリコンとのショットキー障壁高さは低くなる。
2)Si(111)面上では450℃以上のアニール温度ではシリサイドの酸化が進行し、障壁高さの増大とon電流の低下をもたらす。
3)n形a-Si上では300℃以上のアニール温度で種々のシリサイドが形成され、400℃のアニール温度で最も良好なオーミック特性を示す。
4)結晶Siに比べa-Siではアニール温度が400℃以上でもシリサイドの酸化が進まない。
また、実際にガラス基板上にpoly-Siを用い以上のプロセスで作製したソース・ドレインにショットキー障壁を持つTFTを形成し、その特性を評価した。その結果、通常のTFTに近い特性を持つ持つものが得られた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 谷田行庸: "ソース・ドレインにショットキー障壁接合を持つpoly-Si TFTの作製と評価" 電子情報通信学会技術研究報告. SDM95-200. 113-117 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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