• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

誘導型・磁気抵抗効果型複合磁気ヘッドによる記録再生過程シミュレーション

研究課題

研究課題/領域番号 07750384
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 電子デバイス・機器工学
研究機関新潟工科大学

研究代表者

金井 靖  新潟工科大学, 工学部, 助教授 (00251786)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード3次元磁界解析 / 有限要素自動分割 / 磁気記録再生過程 / マイクロ磁化過程シミュレーション / 薄膜磁性体
研究概要

1 有限要素法による3次元磁界解析のための自動分割プログラム
磁気ヘッドから発生する磁界を解析するために有限要素法を用いるが、3次元物体のデータを自動的に作成するためのソフトウエアを開発した。ここでは、Delaunay法とOctree法を併用したプログラムにより自動データ作成を実現した。従来、物体の輪郭が失われることがあったが、この点を理論的に明らかにし、新しいアルゴリズムを開発することにより、この問題点を解決した。これにより有限要素法による3次元磁界解析を容易に行なえるようになった。
2 薄膜磁性体のマイクロ磁化過程シミュレーション
外部磁界の有る場合、無い場合に対してランダウ・リフシッツ・ギルバ-ト方程式を解き、軟磁性薄膜、薄膜磁性媒体の磁区構造を動的に求め、可視化する手法を開発した(口頭発表:高野、金井、「薄膜磁性体のマイクロ磁化分布シミュレーション」、第5回電気学会東京支部新潟支所研究発表会、B-23、93-94(1995))。
3 今後の展望
静的な状態に理想化した条件で、磁気力顕微鏡(MFM)による磁化状態の観測を試みたが、探針を磁性体に近づけると磁化状態が変化するという問題点が明らかになった。この点を解決するために、磁気力顕微鏡により得た像から元の像を数値的に逆推定する、という新しい課題につながった。
また、前述の自動分割プログラムおよびマイクロ磁化過程シミュレーションは、アルゴリズム改良により更なる高速化、省メモリー化を図ることが重要である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 高木典昭、金井靖: "3次元電磁界解析のための有限要素分割" 日本AEM学会誌. 3. 21-24 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi