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マルコフ決定過程の分散学習制御に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07750466
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 システム工学
研究機関松江工業高等専門学校

研究代表者

原 元司  松江工業高等専門学校, 情報工学科, 講師 (00259920)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードマルコフ決定過程 / 学習オートマトン / 分散協調システム
研究概要

まず,平成7年度に交付された科学研究費によりエンジニアリングワークステーションを購入し,研究環境を飛躍的に向上させることができた.その研究環境をもとに,いくつかの有用な知見をあらたに得ることができ,学会において研究発表も行うことができた.具体的にはつぎのような手順により研究を遂行した.
1.まず,マルコフ決定過程において最適な制御則(最適政策)が定義される2つの評価規範(割引総期待利得,平均総期待利得)をもとに,分散学習オートマタについて漸近的挙動を示す評価量をあらたに導入した.
2.それらの評価規範に基づいて,マルコフ決定過程の数値例について購入したエンジニアリング・ワークステーションによって計算機シニュレーションを行った.結果として,提案した分散学習オートマタの有効性をシミュレーション結果よりあらためて実験的に確認することができた.
シミュレーション結果をもとに,第4回計測自動制御学会中国支部学術講演会にて学会発表を行った.発表の場では,関連の研究を行う研究者らによってまずまずの評価を受けることができ,お互いの情報交換を行うことができた.
3.理論的把握はまだ行っていないもののこれまで得た知見をもとに電子情報通信学会への投稿論文(ショートノート)を執筆中である.現在,このショートノートのまとめと並行して提案した分散学習オートマタの条件最適性を検討中である.ショートノートの投稿は本年度に間に合わなかったものの,結果として今回得た科学研究費によって関連学会へフルペ-パで論文発表を行うための十分な足掛かりを作ることができたと言える.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 原 元司・阿部 健一: "マルコフ決定過程の分散学習制御" 第4回計測自動制御学会中国支部学術講演会論文集. 56-57 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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