研究課題/領域番号 |
07750481
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
計測・制御工学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
藤田 尋憲 東京工業大学, 工学部, 助手 (70242279)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 流量計測 / 圧縮性流体 / 流量計 / 等温化圧力容器 / 動特性試験法 / サーボ弁 / フィードバック制御 |
研究概要 |
1.基準流量発生器の開発 基準流量発生器を製作した。作成したソフトウエアにより流量振幅、周波数を設定可能で任意の流量波形を発生させることができる。コントローラは一般的なPI制御器で十分であることを確認した。同時に等温化容器内でわずかに起きる温度変化を補償をコントローラに付加することで、さらに流量発生精度を向上させることが可能であることを明らかにした。 2.発生流量の確認 流量形の校正用の音速ノズルと比較して発生流量の精度を測定した。その結果、定常流量では誤差が1%以下、非定常流量でも5%程度の精度が実現されていることがわかった。発生可能な周波数についても50[Hz]程度まで問題がなく、サーボ弁の応答性、圧力変換器の分解能によってはさらに高周波数の発生が可能であることがわかった。提案した原理、方法で実用的な範囲の基準流量を発生できることを確認した。 3.動特性試験法の確立 人工呼吸器用の流量計を使用して実際に流量計の検定をおこなった。これまで不明であった流量計の応答周波数が10[Hz]程度であることがわかった。この値はこれまで熱線式風速計などを用いて推定されてきた応答周波数の値とほぼ同じであり、簡単かつ容易な本試験法の有効性が確認された。発生流量と適切な等温化圧力容器の関係、および基準流量発生器から検定流量計に至る接続管路の影響等の検討については現在継続して研究を進めているが、これらのことが明らかになれば動特性試験法が確立される予定である。
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