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事象列と状態列を用いた離散事象システムのス-パバイザ制御とそのFMSへの応用

研究課題

研究課題/領域番号 07750495
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計測・制御工学
研究機関大阪大学

研究代表者

高井 重昌  大阪大学, 工学部, 助手 (60243177)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード離散事象システム / ス-パバイザ制御 / 状態フィードバック制御
研究概要

1.制御仕様が形式言語で与えられるような離散事象システムに対して,事象と状態の部分観測列に基づきシステムを制御するようなス-パバイザが存在するための必要十分条件を明らかにした.さらに与えられた言語に対してス-パバイザが存在しない場合について考察し,ス-パバイザが構成できるようなその部分言語を求めた.
2.制御仕様が形式言語で与えられるような離散事象システムに対して,事象と状態の部分観測列に基づく分散ス-パバイザ制御が可能であるための必要十分条件を明らかにした.さらに与えられた言語に対して,分散ス-パバイザ制御が可能となるその部分言語を求めた.
3.制御仕様が述語で与えられるような離散事象システムに対して,分散状態フィードバックが存在するような最小超述語が存在することを証明し,さらにその超述語を求めるアルゴリズムを提案した.
4.制御仕様が述語で与えられるような離散事象システムに対して,部分観測のもとでの状態フィードバックが存在するための必要十分条件を明らかにした.さらに仕様が複数の部分述語の和で与えられる場合に関して,状態フィードバックの部分観測のもとでのモジュラ設計が可能であるための必要十分条件を明らかにした.
5.制御パターンの集合が和に関して閉じているような離散事象システムにおいて,制御仕様として与えられて述語に対して状態フィードバックが存在するための必要十分条件を明らかにした.さらに状態フィードバックが存在するような最大部分述語が存在することを証明し,その部分述語を求めるアルゴリズムを提案した.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Shigemasa Takai: "A new class of supervisors for partially observed discrete event systems" Proceedings of the 1995 American Control Conference. 2631-2635 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 高井重昌: "事象と状態の部分観測のもとでの離散事象システムのス-パバイザ制御" システム制御情報学会論文誌. 8. 222-229 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Shigemasa Takai: "The infimal controllable and n-observable superpredicate of a given predicate" IEEE Transactions on Automatic Control. 40. 1249-1253 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Shigemasa Takai: "Static-state feedback control of discrete-event systems under partial observation" IEEE Transactions on Automatic Control. 40. 1950-1954 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Shigemasa Takai: "Decentralized supervisory control using partial event and state observations" Proceedings of 34th IEEE Conference on Decision and Control. 723-724 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 高井重昌: "離散事象システムにおけるΓ-可制御性と状態フィードバック" 計測自動制御学会論文集. 31. 1488-1494 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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