当該研究成果をまとめると、以下のようになる。 まず、超音波断層装置、MRI等で得られた医用画像を画像処理用/表示用ワークステーション(EWS)にオフラインで転送し、3次元動画像再構成の前処理として雑音除去、2値化、輪郭検出等の画像処理を施した。 次に、各々の2次元画像の特徴点を抽出した。また、例えば心臓等のある特定の臓器を強調して表示するために、2次元画像の体表(皮膚)、骨、臓器、血管等への領域分割を特徴点抽出と同時に行った。 最後に、得られた特徴点を用いて位置合わせを行い、ヘッドマウントディスプレイや液晶シャッタビューワを用いて表示することで、より高い臨場感で3次元画像を表示した。
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