1.まず1組のスリット光投光器とカメラからなる3次元計測装置により、任意の物体を多視点から計測し、多視点から計測された複数枚の距離画像を合成する試みを行った。 2.対象物体はターンテーブルの上に固定し、テーブルを30度刻みで回転させ、その都度計測を行った。 3.複数枚の距離画像を、1枚の距離画像に合成するソフトウェアを作成し、多視点から得られた距離画像の合成を行った。 4.複数の視点から計測された距離画像を合成することにより、死角の少ない1枚の距離画像を得ることができた。 5.また、ターンテーブルの回転を45度と90度刻みで同様に実験したが、対象物体の形状により多視点計測の効果(ここでは死角の軽減)がまちまちであった。 なおパルス発光型3次元計測装置が不調であったため、同時多光源計測及び同時多視点計測は行わなかった。
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