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励起一重項酸素分子観測用分光システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 07750530
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計測・制御工学
研究機関富山商船高等専門学校

研究代表者

水本 巌  富山商船高等専門学校, 情報工学科, 助教授 (40239257)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード励起一重項酸素分子 / 近赤外域極微弱発光 / マルチチャンネルアナライザ / InGaAs / 電荷蓄積型光検出器
研究概要

(1)可視域および近赤外域に発光を伴う励起一重項酸素分子のスペクトルの半値全幅(FWHM)は約150nmであり、次亜塩素酸ナトリウムと過酸化水素水の混合による励起一重項酸素分子の発光強度は、10^<-13>W程度であることを確認した。
(2)直径1mmΦの8チャンネルInGaAs電荷蓄積型光検出アレイ素子の開発を行い、10^<-14>Wの検出感度を得ることが出来た。
(3)上記光検出器アレイと光分散素子を用いて、マルチチャンネルアナライザーを構築した。その結果、波長1000〜1500nm域において、分解能約80nm/チャンネルで分光計測可能であることが分かった。
(4)本装置を用いて、次亜塩素酸ナトリウムと過酸化水素水の混合による励起一重項酸素分子の発光を測定した。2チャンネルに渡り発光が分布しており、FWHMが約150nmであることと一致していることが判明した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 水本・益子・山川・萩原: "シリコンフォトダイオードを用いた電荷蓄積型低ノイズ光検出システム" 電気学会論文誌C. 2. 333-334 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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