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車依存の少ない都市デザインのための都市成長管理手法の検討

研究課題

研究課題/領域番号 07750609
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関岡山大学

研究代表者

谷口 守  岡山大学, 環境理工学部, 講師 (00212043)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード都市成長管理 / 一体的整備 / 交通手段分担 / 交通影響 / 都心空間
研究概要

わが国の都心部は歴史的に鉄道ターミナルを中心に形成されてきた。このため、自動車への依存が少なく、かつ活性度の高い都心空間を効率的に実現するためには、鉄道ターミナルと徒歩空間の連携を配慮し、周辺の都市開発を一体化した、利用しやすく快適な都心空間を整備するのが日本流の都市成長管理策として現実的である。これは、交通施設と周辺都市施設の一体的整備(ジョイントディベロプメント:JDと略記)として整理できる。本研究ではこのJD手法などの日本流の成長管理手法を具体的に提案することを目的して分析を行い、以下の成果を得た。
1)車依存の少ない都市デザインを実現するための基礎情報として、既存の都市成長管理政策とJD手法の考え方及び具体的内容について調査を行い、整理を行った。また、現在のわが国の各都市における交通手段選択の特性をデータ分析した。
2)様々な成長管理手法実施に伴う都心への発生集中交通量や交通機関分担率の変化を、簡便な評価モデルを新たに提案して分析し、大規模再開発による車への依存度がどのように変化するかを検討した。
3)様々な都市交通機関の守備範囲を検討し、都市整備と交通機関整備が行われた際に生じる来街者の変化を検討した。
4)「地域の成長を阻害する」と誤解されやすい成長管理政策を、地域コミュニティの中でどのように育くんでいくかについて、制度的な課題を指摘した上で改善のための提言を示した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 谷口守・石田東生: "米国の成長管理にみるコミュニティ活動" 国際交通安全学会誌. (印刷中). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 谷口・石田・小川・黒川: "通勤・通学交通手段分担率の変化と都市特性の関連に関する基礎的研究" 土木計画学研究・論文集. 12. 443-451 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 谷口・石田・黒川: "トランスポ-テーション・ギャップの存在領域に関する基礎的研究" 土木計画学研究・講演集. 18. 217-220 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 戸川・黒川・石田・谷口: "連担する大規模再開発が交通に及ぼす影響" 土木計画学研究・講演集. 18. 169-172 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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