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協調設計のための建築CADモデルの共有化技術に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07750690
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関筑波大学

研究代表者

渡辺 俊  筑波大学, 社会工学系, 講師 (60212320)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード協調設計 / CAD / ネットワーク / オブジェクト指向
研究概要

本研究の目的は、オブジェクト指向による建築モデルを拡張し、協調設計のための建築CADシステムに利用できる枠組みを提案することである。
協調設計システムにおいては、特定のメディア(設計図書)の表現慣習に依存しない知識としての建築モデルが存在するという前提が不可欠であり、建築モデルの枠組みとして「建築設計のための知識表現モデル・日本建築学会計画系論文報告集443号」において提案されたAKMをベースに、ネットワーク分散環境のための基本的枠組みとしてOMGが提唱しているCORBAの技術を取り入れた。特に試験的な実装を通じて、AKMが分散アプリケーション構造におけるプレゼンテーション/セマンティック分離の階層にマップできることを確認した。
分散環境における建築モデルは、建築デザインを構成する建築要素について、それが本来保持すべき属性とそのパースペクティブ(見識)に固有な表現上の属性を、オブジェクトとして切り分けれることで、実現した。分離のメカニズムでは、プレゼンテーションオブジェクトを通じて、セマンティックの属性が変更されると、ORBは関連するプレゼンテーションオブジェクトにネットワークを通じてIDLに従った変更メッセージを送信するために、セマンティックが保持する最新の属性値を、常にそれぞれのプレゼンテーションに反映させることが可能になった。
以上、ネットワーク分散環境内でAKMにおける建築オブジェクトを共有できることを確認し、これらの成果を第18回情報システム利用技術シンポジウム(日本建築学会)において発表した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 渡辺俊: "並列協調設計のための建築モデルの共有化に関する研究" 第18回情報システム利用技術シンポジウム論文集(建築学会). 127-132 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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