• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

G.Th.リ-トフェルトの一連の工業化住宅案における設計手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07750715
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 建築史・意匠
研究機関神戸芸術工科大学

研究代表者

奥 佳弥  神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 助手 (20268577)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードG.Th.リ-トフェルト / モデュール / 設備コア / 労働者用住宅 / 集合住宅
研究概要

研究計画に示した手順通り、リ-トフェルトの工業化住宅のための計画案に関連すると考えられる現有の図面、写真等をまとめて、リ-トフェルトの「工業化住宅案」関連資料図面集を作成した。同図面集のうち、主要であると認められた原図、雑誌掲載の図面を、Machintosh Computerに画像入力し、そられの図面をベースにMiniCAD等を利用し、平面構成の特徴を示す図を作成するに至った。
住宅の規格化・工業化に関連するリ-トフェルトの論文・記事5点(i10, 1(1927)3, 89-92; De Stijl, 10(1927)79/84, pp. 46-48; i10, 2(1928)17/18, pp. 91-93; De8en Opbouw,, 12(1940)9, pp. 122-127; Goed koope arbeiderswoning′, 1936, pp. 70-71)を入手し、図面理解の一助とした。
以上の資料分析を通して、リ-トフェルトの一連の工業化住宅案に共通して見られる、モデュールや設備コアのシステムが理解され、それに伴う平面構成の特徴が明らかになった。さらに、それらが彼自身の実施作品、特に集合住宅、あるいは正多角形の仮設的な週末住宅に反映されていることも確認された。また、参考文献によって、労働者用住宅や住宅の工業化の問題に対する彼の関心は、ベルラ-への社会主義理念に関する発現に端を発し、同世代のファン・ドゥ-スブルフやアウトとの交流がその探求に拍車をかけたことを推察するに至ったが、事実的な影響関係については未だ再検討の余地が残れている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi