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チタンおよびチタン合金コーティング膜の機械的性質の構造依存性

研究課題

研究課題/領域番号 07750724
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 金属物性
研究機関東京工業大学

研究代表者

芳賀 由美子  東京工業大学, 工学部, 助手 (10262297)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードチタン / スパッタリング / 薄膜 / 構造評価
研究概要

対向ターゲット型直流スパッタリング装置によって,チタン薄膜を作製し,その微細構造の特長を,X線解析法及び電界放射型走査型電子顕微鏡によって解析した.スパッタリング装置は大阪真空製の既成品を元に本研究に対応するように以下の点の改造を行った.
1.基板ホルダーの改造・・・耐熱ガラスを挿着できるよう,形状を加工した.また,所定の作製温度にするために加熱機構を作製した.
2.真空排気系の改造・・・排気系からの油分の汚れを避けるために,吸着剤を使った,フィルター機構を取り付けた.
上記の作製装置を使用し,作製条件をアルゴンガス圧を0.06〜0.75Pa,作製温度を298,573,673K,膜厚を0.5〜3.5μmの範囲で変化させ,薄膜を作製した.薄膜の微細構造の観察を行った結果,薄膜の構造はThrontonの構造モデルと良く一致した.また,作製した薄膜はある結晶方位の配向性を示すことがわかった.この配向性は作製温度とアルゴンガス圧に依存し,298K,0.45Pa,および,673Kの時が,最も強い配向性を示すことがわかった.また格子定数がガス圧に依存することもわかった.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Tetsu MIYOSHI,Yumiko HAGA and Osamu NITTONO: "Microstructure and preferred orientation in pure titanium films deposited by two-facing-target-type dc sputering" 真空. 38. 417-417 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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