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耐酸・耐熱性α-アミラーゼの蛋白質工学による構造と機能の解析

研究課題

研究課題/領域番号 07750888
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 生物・生体工学
研究機関宮崎大学

研究代表者

廣瀬 遵  宮崎大学, 工学部, 助手 (60264363)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードα-アミラーゼ / Bacillus licheniformis
研究概要

Bacillus licheniformis αに由来する耐酸・耐熱性α-アミラーゼ遺伝子の構造解析および発現に関連した以下の研究成果を得た。
1.耐酸・耐熱性α-アミラーゼ遺伝子のクローニング
B.licheniformis αのゲノムDNAより、耐酸・耐熱性α-アミラーゼ遺伝子(amy)をコードする3.4kbのDNA断片をショットガン法によりクローニングした。さらに、クローン化した遺伝子の制限酵素地図の作成およびサブクローニングを行った。
2.耐酸・耐熱性α-アミラーゼ遺伝子の大量発現
amy遺伝子を、3種類の発現ベクターpUC19、pET22-b、pNU211と連結し、大腸菌および、Bacillus属細菌での大量発現を試みた。pET22-bに連結されたamy遺伝子は、大腸菌体内で元菌の約24倍のα-アミラーゼを発現した。
3.耐酸・耐熱性アミラーゼ遺伝子のDNA塩基配列決定
amy遺伝子の全DNA塩基配列を決定した。種々の細菌α-アミラーゼの塩基配列と相同性を有するORFは、既知の3菌株のB.licheniformis由来のα-アミラーゼと同様に483残基のアミノ酸および、29残基のシグナルペプチドをコードしていた。他の各々のB.licheniformis起源のα-アミラーゼとの塩基配列およびアミノ酸配列とのホモロジーは約99%であった。
4.耐酸・耐熱性アミラーゼ遺伝子への部位特異的突然変異の導入
非耐酸性α-アミラーゼとアミノ酸配列の異なる領域に着目し、amy遺伝子に、オリゴヌクレオチドを使用して部位特異的突然変異を導入した。得られた変異amy遺伝子の遺伝子産物(変異酵素)の耐酸・耐熱性について現在検討中である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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