• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

メタシクロファンを核とする球状単分散性スターバースト型高分子の合成

研究課題

研究課題/領域番号 07750955
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 合成化学
研究機関鳥取大学

研究代表者

森川 修  鳥取大学, 工学部, 助手 (20252885)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードメタシクロファン / スターバーストポリマー / カリックスアレン / デンドリマ- / ホストーゲスト錯体 / 分子認識 / 第4級アンモニウムイオン
研究概要

レソルシノール類とアルデヒド類の環化縮合反応により得られる,分子の外周部に8個の水酸基を有する環状4量体(メタシクロファン)を核とした樹状高分子(Dendrimer)を合成した.分子周辺部には,水酸基,および,アリルオキシ基を16個揃えることができた.分子量は,それぞれ1521,2162であり,^1H HMR,IR,元素分析によって目的のDendrimerであることを確認した.
Dendrimerの構造は,非常に対称性のよいコンホメーションをとっていると,^1H NMR測定の結果から示唆された.
今回得たDendrimerの合成は,5〜6段階にわたる反応で,収率の低下が懸念された.しかし,条件を種々検討したところ,各段階において高収率で目的物を得た.(全収率45〜60%)
分子周辺部に16個の水酸基を持つDendrimer分子は,核として用いた8個の水酸基をもつメタシクロファンと同様に,アルカリ水溶液中で第4級アンモニウムイオンとの相互作用が見られ,ホスト分子としての機能を持つことがわかった.今回合成した分子は,メタシクロファンと比べてキャビティーが大きく,よりかさ高い分子と相互作用することが見出された.さらに,錯体形成することにより,Dendrimerの分子構造にも大きな変化が見られた.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi