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インターネットを利用した船体構造に関するデータベースシステムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 07751014
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 船舶工学
研究機関横浜国立大学

研究代表者

川村 恭巳  横浜国立大学, 工学部, 講師 (50262407)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードマルチメディア / インターネット / WWW / 材料力学 / 船体情報
研究概要

本研究では、第一に、船体構造設計の最も基本的な知識である材料力学に関する知識を静止画・動画・音声を含んだマルチメディアの技術を駆使しながらコンピュータ上に教育システムを構築した。具体的には、応力ひずみ等の材料力学の基礎から単軸応力、組み合わせ応力、はりの曲げ、座屈等を課題とし、理解が容易なシステムを構築した。これらの作業には、本研究の予算により購入したパーソナルコンピュータやオーサリングソフトウェアをはじめとする各種のソフトフェアを用いて行った。これらの内容については、いくつかのシンポジウムにて研究発表を行った。第2に、パーソナルコンピュータをネットワーク上に接続した。そして、世界中からネットワークを通じてアクセス可能な形で、上記のマルチメディアデータにアクセス可能なシステムの構築(WWWサーバの構築)を行った。具体的にはNCSA-httpdと呼ばれるインターネット上のハイパーテキストシステムを利用した。このシステムは、ネットワークを通じたマルチメディア情報の提供だけでなく、データベースを利用するユーザとの対話的環境の構築も可能である。これによって、従来の情報源(書籍、書類等)のユーザへの一方向的な情報の流れではなく、データベースとユーザーの双方向的な情報の流れとなり、船体構造に関する知識取得のためにより良い環境が構築できることが確かめられた。第3に、船体の事故例や構造設計に必要なデータに関する資料を収集し、前記のような手法を用いながらWWWサーバ上にデータの蓄積を行った。以上のような手順で船体構造に関する基本的知識や経済的な知識に関するデータを取り扱う枠組みを構築できたと思われる。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 川村恭巳,廣田一博,山田英城,角洋一: "マルチメディアを用いた教育システムの開発-材料力学教育への応用-" 構造工学における数値解析法シンポジウム論文集. 19. 409-414 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 川村恭巳,廣田一博,山田英城,角洋一: "マルチメディアを用いた教育システムの開発-材料力学教育への応用-" 第45回応用力学連合講演会,講演予稿集. 213-214 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 川村恭巳,廣田一博,山田英城,角洋一: "教育におけるマルチメディア利用の試み" 日本造船学会誌. 794号. 575-580 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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