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ライムギにおけるB染色体上のアイソザイム遺伝子座の検索

研究課題

研究課題/領域番号 07760007
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 育種学
研究機関東京農業大学

研究代表者

丹羽 克昌  東京農業大学, 農学部, 助手 (90256644)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードライムギ / B染色体 / 染色体添加系統 / アイソザイム
研究概要

韓国産栽培型ライムギ(Secale cereale)のB染色体上のアイソザイム遺伝子を検出するために、韓国産ライムギのB染色体のみをパンコムギ(Triticum aestivum)に添加した系統を用い、アコニターゼ(ACO)、酸性ホスフォターゼ(ACP)、グルコース-6ーリン酸脱水素酵素(G6PDH)、リンゴ酸脱水素酵素(MDH)、6-ホスホグルコムターゼ(PGM)、パーオキシターゼ(POD)、シキミ酸脱水素酵素(ShDH)、ホスホグルコン酸脱水素酵素(6PGD)の8種類の酵素についてアイソザイム分析を行った。播種後7日から14日後のパンコムギとB染色体添加パンコムギの実生をそれぞれ抽出緩衝液中でホモジネートし、その上澄をスラブ型ポリアクリルアミドゲルで電気泳動後、活性染色を行い、ザイモグラムを比較した。その結果、ACP、G6PDH、MDH、PGM、および6PGDでは、それぞれパンコムギとB染色体添加パンコムギのバンドパターンに違いは認められなかった。このことはライムギのB染色体上に、これらのアイソザイム遺伝子が座乗していないことを示す。また、ACOとShDHでは出現したアイザイムバンドはきわめて薄く、PODではテーリングにより、バンドの数と移動度が不明瞭な部分があり、B染色体の有無によるバンドパターンの違いを確認することはできなかった。これは、試料の抽出時の条件や染色液の組成などが原因であると考えられる。今後この点を検討し、これらの酵素に関して再び研究を続けていく。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 堀内剛 他3名: "韓国産ライムギのB染色体を添加したパンコムギの細胞遺伝学的特性" 日本育種学会第89回講演会. (発表予定). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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