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いもち病菌におけるレトロトランスポゾンの探索

研究課題

研究課題/領域番号 07760050
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 植物保護
研究機関高知大学

研究代表者

土佐 幸雄  高知大学, 農学部, 助教授 (20172158)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードいもち病菌 / レトロトランスポゾン
研究概要

筆者らはすでに、イネいもち病菌ゲノムDNAよりレトロトランスポゾンを分離、クローニングし、MAGGYと命名した。そこでまず、MAGGYが、他のさまざまな植物から分離されたいもち病菌に存在するか否かを検討した。すなわち、さまざまないもち病菌からゲノムDNAを抽出し、Pstlで切断、電気泳動後、MAGGYをプローブとしてサザンハイブリダイゼーションを行った。その結果、本因子はイネ菌、アワ菌、エノコログサ菌には多コピー存在するが、コムギ菌、シコクビエ菌、オヒシバ菌、メヒシバ菌、Digitaria horizontalis菌、およびミョウガ菌には全く存在しないことが明らかとなった。以上のことから、イネ菌はアワ菌ならびにエノコログサ菌と近縁であることが示唆された。
つぎに、いもち病菌集団において未報告のレトロトランスポゾンを探索した。すでに報告されているレトロトランスポゾンの逆転写酵素のアミノ酸配列を参考にプライマーを作成し、さまざまないもち病菌のゲノムDNAを鋳型としてPCRを行ったところ、未報告のレトロトランスポゾンのものと思われるバンドが検出された。このPCR産物をプラスミドベクターにクローニングし、これをプローブとしていもち病菌ゲノムライブラリーをスクリーニングしたところ、4つのポジティブクローンを得ることができた。現在これらのクローンの解析を行っている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yukio Tosa: "Distribution of retrotransposon MAGGY in Ryricularia species" Annals of the Phytopathdogical Society of Japan. (印刷中).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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