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イネのグルタミン酸合成酵素群の窒素代謝における役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 07760058
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 植物栄養学・土壌学
研究機関東北大学

研究代表者

早川 俊彦  東北大学, 農学部, 助手 (60261492)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードイネ / 窒素転流 / NADH依存性グルタミン酸合成酵素 / フェレドキシン依存性グルタミン酸合成酵素
研究概要

1 イネNADH依存性グルタミン酸合成酵素(NADH-GOGAT)遺伝子の単離
イネ根NADH-GOGATのC末端側をコードする約0.8kbpのcDNA断片をプローブとして、イネゲノムDNAライブラリーをスクリーニングした結果、11個の陽性クローンを得た。これらのクローンの制限酵素地図及び上記のcDNA断片とアルファルファ根粒NADH-GOGATのN末端側をコードする約1kbpのcDNA断片を用いたサザン解析の結果から、各クローンはプロモーター領域を含めたイネNADH-GOGAT遺伝子の全長を含む可能性のある約33kbpの領域を相補することが判明した。現在、これらのクローンの塩基配列を決定している。
2 イネの生長過程の葉身及び根におけるNADH-GOGAT遺伝子の発現特性の解析
アンモニア処理したイネ幼植物根において、NADH-GOGAT活性及びタンパク質含量は短時間でかつ鋭敏に増加した。このNADH-GOGAT活性の増加は、NADH-GOGAT mRNAの蓄積量の急激な増加を介して新規合成されたNADH-GOGATタンパク質の蓄積によることが示唆された。一方、栄養生長期のイネ葉身では、NADH-GOGAT mRNA含量は若い未抽出の葉身で多く、葉の成熟に伴って減少した。このNADH-GOGAT mRNAの変化は、NADH-GOGAT活性とタンパク質含量の変化と同様であった。
3 イネNADH-GOGAT完全鎖長cDNAクローンの単離
現在、上記の2の結果をもとに、イネの未抽出葉身とアンモニア処理した幼植物根から調製したPoly(A)^+RNAを用いてcDNAライブラリーを構築している。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Tomoyuki Yamaya: "A supply of nitrogen causes increase in the level of NADH-dependent gutamate synthase protein and in the activity of the enzyme in roots of rice seedlings" Plant and Cell Physiology. 36. 1197-1204 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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