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すき込み用緑肥の栽培後期に施肥された窒素の挙動と後作への影響

研究課題

研究課題/領域番号 07760067
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 植物栄養学・土壌学
研究機関東京農業大学

研究代表者

中西 康博  東京農業大学, 農学部, 助手 (60246668)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード緑肥 / ソルガム / クロタラリア / 重窒素 / サトウキビ / 減肥栽培
研究概要

〔試験区の設定〕クロタラリアすき込み区(略称、クロ区)、無施肥ソルガムすき込み区(ソル区)、施肥ソルガムすき込み区(肥ソル区)を設け、サトウキビ植付時に、標準施肥区(対照区)、基肥除外区(基除区)の2区を加え、5区とした。区面積は14.4m^2(4.8mX3.0m)で、各3反復した。
〔緑肥作物の栽培〕東京農大宮古農場にSorghum bicolorとCrotalaria junceaをそれぞれ1995年6月11日に50kgha^<-1>相当量播種した。肥ソル区のみに、播種47日後にサトウキビ基肥量(N:P_2O_5:K_2O=80:40:40kgha^<-1>)を単肥にて施肥した。このとき中央部に重窒素標識硫安(3.34atom%)を施した。収量調査とすき込みを8月11日に行った。
〔サトウキビの栽培〕緑肥すき込み15日後にサトウキビを植付けた。品種は農林8号を用い、1芽種茎を1.2mX0.3m間隔で植えた。標準施肥区に上記同様、基肥と重窒素標識硫安を施した。12月16日に全区にN:P_2O_5:K_2O=50:20:20kgha^<-1>を施した後、平均培土を行った。
〔今年度の成果〕緑肥の乾物収量は、肥ソル区が9263(うち、地上部7548、以下同様)kg ha^<-1>で、ソル区6844(5385)、クロ区5672(4889)kg ha^<-1>と次いだ。植物体中の全窒素は、肥ソル区が118.8(105.8)kgha^<-1>で、クロ区107.4(99.8)、ソル区39.2(34.2)kgha^<-1>と次いだ。差引法によると、肥ソル区の施肥窒素利用率とクロ区の固定窒素量は99.5%、68.2kgha^<-1>であった。重窒素法によると、肥ソル区のソルガムの施肥窒素利用率は、55.1%であった。同様に、対照区の肥料直接由来および肥ソル区のソルガム経由肥料由来の、サトウキビの初期生育における施肥窒素利用率は、36.9、25.7%であった。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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