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植物ホルモン・ジベレリンおよび病害防御物質・オリザライドの生合成調節に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07760122
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 生物生産化学・応用有機化学
研究機関理化学研究所

研究代表者

斉藤 臣雄  理化学研究所, 植物生活環制御, 研究員 (40260228)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードオリザイド / カウレン / イソカウレン / イソカウレン・エポキシド / イネ
研究概要

本研究は、イネにおける先在性抗菌物質・オリザライドの生合成前駆体ならびに初期生合成経路を追究することを目的とした.
簡便で再現性の良いオリザライド分析法を確立する目的で、HPLCおよびGC/MSの条件検討を行った.これを用いて、栽培イネ・コシヒカリ、および、同じイネ科植物であるトウモロコシ・ハニ-コーンとデントコーンに含まれるオリザライド類の分析を行った.その結果、コシヒカリの止め葉(最上位葉)からは4種の主要なオリザライドと生合成中間体と考えられるジケトン化合物が同定されたが、トウモトコシからはいずれの化合物も検出されなかった.
次に、生合成初期の中間体であると想定されるカウレン、イソカウレン、イソカウレン・エポキシドの重水素標識化合物を調製し、止め葉におけるオリザライドの内生量が高いイネ・農林27号の幼植物体(4週齢)に与えて変換実験を試みたが、オリザライド類への変換は検出されなかった.
現在、変換実験に適した植物体を選抜する目的で、数種のイネ品種の幼植物体について、内生するオリザライドおよび生合成中間体の分析をおこなっている.また、上記中間体への環化反応を検出するために、ゲラニルゲラニルピロリン酸およびコパリルピロリン酸の重水素標識化合物の調製も併せて行っている.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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