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群体ボヤEcteinascidia turbinata体液中の水溶性生理活性物質

研究課題

研究課題/領域番号 07760207
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 水産化学
研究機関北里大学

研究代表者

酒井 隆一  北里大学, 水産食品学科, 助教授 (20265721)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードホヤ / 細胞毒性 / 抗菌性 / 抗しゅよう性
研究概要

カリブ海産のホヤEcteinascidia turbinataは現在米国で臨床試験が行われているエクテナシディン43をはじめとする抗癌性アルカロイドを産生することが知られている。本研究ではこのホヤの水溶性抽出物が強い抗菌性を示すことから、この抗菌性を指標に水溶性の生理活性物質を単離精製することを目的として研究を進めた。E. turbinataの体液を遠心分離で固形分と分離し、水溶性の抽出物を得た。この抽出物に硫酸アンモニウムを加え、タンパク成分を沈殿除去した後上清を限外濾過しその分子量1000以上の画分を逆相シリカゲルを担体としたHPLCにより分離して、4つの活性画分を得た。最も強い活性を示したEt1-131-1は枯草菌に対して39ng/discという強い抗菌活性を示した。この画分の各種癌細胞に対する細胞毒性を調べた。その結果、マウスの白血病細胞L1210, P388に大して細胞毒性はそれぞれIC_<50>1.5、25ng/mLであった。現在、さらに構造的知見を得るために活性化合物の分離精製を行っている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 酒井隆一: "カリブ海産ホヤE. turbinata体液中の抗菌成分" 日本水産学会誌. (発表予定).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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