• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

葉菜類・花き類の非破壊品質測定

研究課題

研究課題/領域番号 07760244
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 農業機械学
研究機関東京農業大学

研究代表者

川上 昭太郎  東京農業大学, 農学部, 助手 (30256648)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード近赤外分光法 / 水分 / ホウレンソウ / 画像処理 / 測色 / ガ-ベラ
研究概要

1.近赤外分光法によるホウレンソウの非破壊水分測定
ホウレンソウの流通・貯蔵中の品質変化を非破壊で測定するために、近赤外分光法により品温の異なる試料の水分を測定することができる検量線を作成した。その結果、検量線作成用試料の品温範囲を7.7〜23.7℃に広げて検量線を作成した。作成した検量線の波長は、959nm,718nm,920nm,790nmの4波長で、8.4〜23.2℃の試料60個を用いて評価を行った結果、相関係数は0.822、SEPは0.716となり非破壊で貯蔵中のホウレンソウの葉の水分の測定が可能となった。
2.切り花(ガ-ベラ)の花弁の色の経日変化の測定
平成6年10月と12月に大田市場に入荷したガ-ベラ5種類を実験室内で水に挿し、花弁の色の変化を画像処理装置によって測定した。測定値は、CIE L^*a^*b^*表色系によって表した。
その結果、花弁の色は、日数の経過とともに明るくなり、その後黄色の花は、明度・彩度が低下し、ピンク色の花は、彩度は高くなるものの明度が低下し、それぞれ鮮やかさを失っていく傾向が測定できた。
3.まとめ
今後、近赤外分光法などによる内部品質と画像処理などによる色や形のような外観品質を総合的に評価することによって、流通中の葉菜類や切り花の評価が可能になるものと思われる。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi