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サルモネラの培養細胞内増殖性とビルレンスプラスミドとの関連

研究課題

研究課題/領域番号 07770203
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 細菌学(含真菌学)
研究機関北里大学

研究代表者

長井 正昭  北里大学, 薬学部, 助手 (10198294)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードSalmonella / Choleraesuis / ビルレンスプラスミド / Spv / pKDSC50 / HEp-2細胞 / 細胞内寄生細菌 / 細胞内侵入性
研究概要

本研究ではSalmonella Choleraesuisのビルレンスを培養細胞(HEp-2 細胞)への侵入性を指標に調べ、ビルレンスプラスミドの役割を明らかにすることを目的とした。ビルレンスプラスミド上には、ビルレンス発現に関与するspv (Salmonella plasmid virulence)領域が存在し、そこにコードされているSpvタンパク質の発現が、培地中の栄養源および菌の増殖期により異なることが報告されている。そこで、天然培地であるLB培地と完全合成培地であるM9培地を用い、静置培養または振盪培養における対数増殖期および定常期の菌を用いて、HEp-2細胞への侵入性を比較した。その結果、M9培地での各培養条件における侵入性には差がみられなかったが、LB培地での培養においては対数増殖期の菌を用いた場合では振盪培養した菌のほうが静置培養した菌に比べ侵入が高く、定常期の菌を用いた場合では静置培養した菌のほうが振盪した菌に比べ侵入性が高かった。これらのことから、培養条件により菌の細胞への侵入性が異なることが分かったので、今後、細胞内での菌の増殖性ならびにSpvタンパク質の発現について解析する予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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