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MRSAの高度耐性化を規定する遺伝子のクローニング

研究課題

研究課題/領域番号 07770206
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 細菌学(含真菌学)
研究機関順天堂大学

研究代表者

近藤 典子  順天堂大学, 医学部, 助手 (50245700)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードMRSA / 高度耐性化
研究概要

MRSAのメチシリン高度耐性化を規定する遺伝子のクローニングを行う目的で、以下の実験を行った。
1.メチシリン低濃度存在下では増殖できないがメチシリン高濃度存在下では増殖できる、Eargle-typeMRSAであるN315h4株の染色体DNAを制限酵素Sau3A1で不完全切断し、2〜6kbの断片を切り出した。これを温度感受性のオリジンと、テトラサイクリン耐性遺伝子を持つベクターpYT3にクローニングした。
2. N315h4株染色体DNAのプラスミドライブラリーを、mecA、mecl遺伝子を持つメチシリン感受性株N315株にエレクトロポレーションにより導入し、22,580の形質転換株を得た。
3.プラスミドが導入されたN315株を、メチシリン10μg/ml含有平板と100μg/ml含有平板にレプリカし、メチシリン100μg/ml含有平板でより増殖している株を3株得た。このうち2株のプラスミドは、同一のDNA断片を含むことがわかった。
4.得られた2つのプラスミド(p10-2、P3-2)をN315株にエレクトロポレーションにより導入したところ、N315h4株と同様なEagle-typeの耐性パターンを示し、メチシリン中等度耐性株のN315LR5株に導入したところ、高度耐性化した。
得られたDNA断片の塩基配列の決定を行った。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 近藤典子: "高度耐性MRSAの耐性機構" 治療. 78.1. 124-125 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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