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細菌内毒素アンタゴニスト構造体の分子モデリング-光学異性リピドAアナログの化学合成-

研究課題

研究課題/領域番号 07770212
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 細菌学(含真菌学)
研究機関国立衛生試験所

研究代表者

配島 由二  国立衛生試験所, 衛生微生物部, 研究員 (80228379)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードアンタゴニスト / リピドA / エンドトキシン / リポ多糖
研究概要

本研究では、光学異性リピドAアナログの合成とともに、LPSアンタゴニスト開発の一環として、数種のサクシニル化リピドAアナログを化学合成した。
(1)光学異性リピドAアナログの合成:(S)-3-OHC14は、従来法により調製した(R,S)-3-OH C14MeをTHF溶媒中ビニルアセテート/リパーゼ処理し、(S)配座脂肪酸リッチの3-OAc-C14Meを調製した後、カルボキシ基の保護基を除去し、DBA塩に変換して光学分別結晶により合成した。L-グルコサミンの調製は多大な時間を要し、現在、合成段階にある。L-グルコサミンの合成が終了次第、(S)-3-OHC14およびリン酸の導入を順次行い、完全光学異性リピドAアナログを合成する。D-グルコサミンから成る通例のリピドAバックボーンに(S)-3-OHC14を導入した部分光学異性リピドAアナログは、申請者と共同研究をしているグループによりすでに合成された。
(2)サクシニル化リピドAアナログの化学合成:リピドAバックボーンの2,3,2′,3′位に結合する(R)-3-OHC14の水酸基に各々1分子のサクシニル基を導入した2-Suc-406、3-Suc-406、2′-Suc-406、3′-Suc-406および3,3′位の脂肪酸に同基を導入した3,3′-di-Suc-406の化学合成が終了した。現在、これらのリピドAアナログの生物活性について検討しており、予備試験の階段ではあるが、興味ある知見を得ている。これらの成績は、第69回日本細菌学会総会(福岡)において発表する。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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