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白血球接着分子L-セレクチンの新しいリガンドの解析

研究課題

研究課題/領域番号 07770242
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 免疫学
研究機関大阪大学

研究代表者

川島 博人  大阪大学, 医学部, 助手 (50260336)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード接着分子 / L-セレクチン / リガンド / リンパ節
研究概要

生体内におけるリンパ球のホ-ミング現象は免疫系が秩序正しく機能を発揮するために必須の役割をしている。このホ-ミング現象は明確な組織特異性を有するが、その最も重要な要因の一つは白血球上の接着分子L-セレクチンと血管内皮細胞上の特定のリガンド分子との結合である。従って、L-セレクチンのリガンドの実体を明らかにすることは、リンパ球のホ-ミング現象を分子レベルで理解するために不可欠なものと考えられる。本年度は、昨年度行った検討により確立した精製法に従い、このL-セレクチンのリガンド分子の大量精製を行ない、そのN-末端部分アミノ酸配列の決定に成功した。すなわち、約40匹のラットから全身のリンパ節を採取しリンパ球を除去したのち組織片をNP-40により可溶化し、WGA-セファロースカラムおよびL-セレクチンを担体に固定化したアフィニティーカラムを用いて精製を進め、そのN-末端部分アミノ酸配列を気相プロテインシークエンサーを用いて決定した。リンパ球のホ-ミング現象の特異性を分子レベルで解析するための手がかりが得られたものと考える。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Mulligan,M.S.: "Anti-inflammatory effects of sulfatides in selectin-dependent acute lung injury." International Immunology. 7. 1107-1113 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 川島博人: "リンパ球のホ-ミングと接着分子" Annual Review免疫1996. 139-147 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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