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産業医支援システムの開発-産業保健活動の企画及びその評価方法を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 07770296
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関産業医科大学

研究代表者

DOOSUB J JAHNG  産業医科大学, 産業生態科学研究所, 講師 (70226356)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード産業保健 / 計画・立案 / システム
研究概要

一般に企業活動において新しいプロジェクトを企画する際には、組織的な計画・立案作業を行う。しかし、産業保健活動分野においては、企業内の計画立案のレベルに達していないのが現状である。こういった背景から、本研究では「産業医サポートシステム;以下OPSS, Occupational Physician Support System」の開発を試みた。OPSSは、組織観察手法、対象集団選択、需要調査、優先順位決定、プログラム開発、企画書作成及びプレゼンテーション、実施中及び実施後の評価、報告書作成及び提出といった、8つの過程をもつ。それぞれの段階において開発された手法は以下の通りである。
組織観察及び対象集団決定:BITOP (Budget, Information, Time, Order, and key Person)
需要調査:OHQ (Observation, Hearing, and Questionnaire investigation)
優先順位決定:TCP (Time, Cost, and Populations at Risk)
スタンダード設定:MIO (Merit, Impact, and Outcome)
プレゼンテーション:時間区分による技法(3,20,40,90分による)
OPSSは、対象集団の選択から評価までが全て一つのラインにつながったパッケージ型システムである。OPSSの特徴は以下の通りである。1)計画・立案の時点から対象者のニーズを綿密に把握することにより、プログラムを実施した受け入れ(Compliance)を向上させる効果が期待できる。2)評価において、企画段階で既にスタンダードを決めることにより、一貫性をもった評価を行うことが容易に可能である。3)従来の医学的データの変化のみを用いた評価と異なり、メリット、インパクトの因子を加えることにより、事業者や労働者の視点、そして社会的な視点を取り入れた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Jahng, D. J.、古木勝也、橋本英樹: "OPSSの開発-OPST研究報告その1-" 産業医学ジャーナル. 19 (4) (印刷中). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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