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DNAハイブリダイゼーションを目的としたbispecific単クローン抗体の作製

研究課題

研究課題/領域番号 07770309
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 法医学
研究機関東北大学

研究代表者

青木 康博  東北大学, 医学部, 助教授 (90202481)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードMonoclonal antibody / Thymine dimer / Enzyme immunoassay / Hybrid hybridoma / Bispecific antibody / DNA hydridization
研究概要

非放射性物質標識による核酸の検出を容易に行うことを目的として、チミン・ダイマーおよびペルオキシダーゼに特異的なbispecific抗体の開発を試みた。報告者は抗ペルオキシダーゼ抗体産生細胞株は確立・保持していたが、抗チミンダイマー抗体産生細胞株を保有していなかったため、単クローン抗チミン・ダイマー抗体を作製した。抗原にはサケ精子DNAに紫外線を照射してチミン・ダイマー化したものを用いBALB/Cマウスを免疫し、脾細胞をX63-Ag8-653と融合した。その結果数株のIgGおよびIgM抗体産生細胞を得たが、dot ELISA法でサケ精子DNAに対しても抗体活性を示すものが多く、特異性の高い株の再クローニング等を行っており、チミン・ダイマー化したブローブの検出に関しての検討は十分になしえなかった。一方合成DNA(ATTT)_5にUV照射したもの抗原としてin vitro免疫・細胞融合により抗チミン・ダイマー抗体作製を試みたが、抗体産生細胞株確立には至らなかった。これと並行して4量体によるbispecific抗体産生細胞株作製法について抗ペルオキシダーゼ抗体産生細胞株(P445)および抗A単クローン抗体産生細胞株(2A1)を用いて検討した。後者をウワバイン含有培地で馴化培養し、10^<-3>ウワバインに対する耐性株を選択し、さらに100μg/mlまでの6-アミノメルカプトプリン含有培地にて順次培養し、HAT感受性株を選択して前者と融合した。融合後一時的にbispecificityを有する細胞の発育が認められたが、経代培養中に抗体産生能を失うものが多かった。ハイブリドーマ同士の融合は、融合効率・増殖環境等に改良の余地があると考えられた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Nagae M, Aoki Y,Nata M,Hashiyada M,Sagisaka K: "Monoclonal antibody against an amniotic protein carrying ABH blood group epitops and its forensic application" Tohoku J Exp Med. 177. 140-146 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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