研究課題/領域番号 |
07770329
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
内科学一般
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
高橋 裕一 東北大学, 医学部・付属病院, 講師 (80261535)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 慢性関節リウマチ / ヒトパルボウイルス / 滑膜組織 / VP-1抗原 / NS-1 / 変異 |
研究概要 |
1、B19ウイルスの生体内での持続感染部位の追求。 (1)B19DNAの検出:慢性関節リウマチ(RA)患者10例の滑膜組織及び、B19感染RA例の滑膜組織、骨髄ストローマ細胞、扁桃組織、慢性B19感染症例の骨髄ストローマ細胞を対象とし、B19DNAの検出を試みた。PCR法にてRA患者10例の滑膜組織ではB19DNAは検出されなかった。B19感染RA例の滑膜組織、ストローマ細胞、扁桃組織、及び慢性B19感染症のストローマ細胞にていずれもB19DNAが検出された。 (2)B19ウイルス抗原の検出:RA患者10例より得られた培養滑膜細胞では、B19のVP-1抗原は検出されなかった。B19感染RA例の骨髄細胞、扁桃組織、及び慢性B19感染症の骨髄細胞ではVP-1抗原が検出された。 2、B19感染細胞からのウイルス分離の試み。 B19感染RA例の骨髄細胞(B19ウイルス抗原陽性;上記)と、B19感受性細胞UT-7との共培養を行い、ウイルスの伝播の有無について検討した。骨髄細胞とUT-7を5日間培養し、VP-1抗原の発現を観察したところ、UT-7でのVP-1抗原の発現が認められた。 3、B19感染RA例でのB19ウイルスのシークエンス。 RA発症に関係するB19ウイルスと、既知の報告のB19ウイルスとの相同性について検討した。B19感染RA例のB19ウイルスのNS-1領域において、既知のB19NS-1と比較し、アミノ酸の置換を伴う変異が認められた。今後、NS-1の構造の違いが、RA発症とどのように関連しているか追求する予定である。
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