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臓器非特異的な自己免疫疾患患者のT細胞が認識する自己抗原エピトープの解析

研究課題

研究課題/領域番号 07770334
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 内科学一般
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

大久保 光夫  福島県立医科大学, 医学部, 助手 (40260781)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードT細胞 / エピトープ / SLE / MCTD / 自己抗原
研究概要

自己抗原反応性T細胞が認識するエピトープを検出することを目的に以下の準備と解析を行った。1、臓器非特異的な自己免疫疾患として知られている混合性結合組織病と全身性エリテマトーデスの対応自己抗原のひとつであるUl-A RNPを大腸菌の産生するリコンビナント蛋白として準備した。2、エピトープを求めるためT細胞の認識するリコンビナント蛋白を分断した。3、さらに20アミノ酸残基数程度に短くした合成ペプチドを準備した。以上の3種類の抗原に対するT細胞の増殖反応をチミジン取り込み法により12人の患者について反応性を解析した。その結果、Ul-A RNP蛋白の209-228アミノ酸残基数の部分と262-281アミノ酸残基数の部分に対して6人の患者T細胞が反応し、T細胞エピトープと同定された。前者のエピトープはアルファヘリカル構造をとりMHCクラスII分子との親和性を持つ部分であった。後者のエピトープはすでに求めたB細胞エピトープに一致する部分を含んでいた。このことからT細胞エピトープは抗原提示細胞に依存する部位に形成されると考えられた。この成績はArthritis and Rheumatismに報告した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] M.Okubo et al.: "T cell epitope mapping of Ul-A RNP." Arehritis and Rheumatism. 38. 1170-1172 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 大久保 光夫 他: "医学のあゆみ免疫疾患,自己抗体と臓器障害" 医学のあゆみ 別冊. 1. 136-138 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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