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慢性関節リウマチ滑膜に特異的に浸潤したT細胞のクローニングによる解析

研究課題

研究課題/領域番号 07770344
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 内科学一般
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

谷口 敦夫  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (40179833)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード慢性関節リウマチ / T細胞受容体 / クローニング / PCR
研究概要

【目的1】同一患者における慢性関節リウマチ(RA)滑膜及び末梢血由来のT細胞クローンの解析については、2例のRA患者の滑膜及び末梢血より単核球を分離し、限界希釈法によりT細胞クローンを作成した。得られたT細胞クローンは患者Aでは滑膜から65個、末梢血から53個、患者Bでは滑膜から81個、末梢血から85個であった。各々のT細胞クローンよりmRNAを抽出し、RT-PCR法より使用しているTCR Vβ geneの決定をすでに終了した。滑膜ではTCR Vβ 14が多く末梢血で少ないとの報告があるが、われわれの検討ではこのような傾向は認めていない。また、患者A、Bの滑膜および末梢血のT細胞クローンで特定のVβの使用頻度が高い傾向は認めなかった。現在、これらのT細胞クローンのCDR3領域のシークエンスを進めている段階である。この操作でRA滑膜と末梢血共通のT細胞クローンを選び出し、これらのクローンの機能をサイトカイン(interleukin-2,interkeukin-4,interferon-γ)を中心に解析する予定である。
【目的2】RA滑膜由来のT細胞クローンのTCR Vα geneの解析については、2例のRA患者の末梢血リンパ球から抗体を用いて特定のTCR Vαを持つT細胞をフローサイトメトリを用いてソーティングし、回収したT細胞のクローニングを行なっている。今後、異なるTCR Vα抗体を用いてこれらの2種のTCR Vαを表現しているT細胞クローンを選択する予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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