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各種肝疾患における誘導型NOSの発現と病態との関連

研究課題

研究課題/領域番号 07770394
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

穂刈 厚史  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (90238725)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードncNOS / iNOS / ecNOS / 自己免疫性肝炎 / 原発性胆汁性肝硬変
研究概要

自己免疫性肝疾患において誘導型NOSがどの程度発現し、どのように病態形成に関与しているか明らかにする目的で、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変の血中NOS抗体の発現を検討し、以下のの新たな知見が得られた。尚、検討には経過観察中に採血が必要と思われた際に得た血清の一部を用いたが、その際に採取した検体の一部を本検討に用いることを患者さんに説明し承諾を得た。
1.自己免疫性肝炎の血中NOS抗体の発現
自己免疫性肝炎の血中NOS抗体の発現について、ncNOS、ecNOS、iNOSそれぞれに対する抗体検出をウエスタンブロットで試みたが、検討した全例において2種のNOSに対する抗体は検出されなかった。
2.原発性胆汁性肝硬変の血中NOS抗体の発現
原発性胆汁性肝硬変の血中NOS抗体の発現について自己免疫性肝炎と同様の検討を試みたが、検討した9例中2例で抗ncNOS抗体の存在を認めた。そのうち1例はIgG、IgM型抗体の混在型、他の1例はIgM型抗体であったが、、抗ncNOS抗体が認められた症例と認められなかった症例の臨床的背景因子に差異はなかった。しかし抗ncNOS抗体以外の抗ecNOS抗体、抗iNOS抗体は検討した全例において検出されなかった。
3.現在の検討課題
現在、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変の肝内における各種NOSの発現の程度を、タンパク、mRNAの両方のレベルで検討中である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 穂刈厚史: "自己免疫性肝疾患とNO" 医学のあゆみ. 175. 361-364 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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