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モルモット抗原吸入誘発喘息における好中球の関与についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 07770427
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 呼吸器内科学
研究機関岩手医科大学

研究代表者

斯波 明子  岩手医科大学, 医学部, 助手 (90244912)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードモルモット / 抗原吸入誘発喘息 / エラスターゼ
研究概要

1 モルモットの感作:ハートレイ系雄モルモットを購入。生後4週と6週に、Ascaris suum抗原20μgを覆腔内投与した。7週目に、5mg/ml濃度のA. suum抗原液を10分間吸入させ、感作を成立させた。
2 抗原吸入誘発試験:モルモットの生後8週目の時点で、A. suum抗原液を吸入させ、呼吸抵抗の変動を記録した。呼吸抵抗は、前値を100%とすると、吸入誘発直後には平均182.3±16.0%まで増加し、その後次第に低下し、吸入2時間後には124.0±8.4%になった。しかし、呼吸抵抗はその後再上昇し、吸入4時間後に、135.1±12.2%となり、吸入5から6時間後には再度低下した。このように、抗原吸入誘発試験によりモルモットは二相性の喘息反応を示した。
3 BALF中エラスターゼ値の測定:抗原吸入誘発前と吸入6時間後、モルモットに麻酔下に気管内カニューレを留置し、気管支肺胞洗浄を施行した。生理食塩水を2mlづつ4回注入して洗浄液を回収、遠心し、その上清中エラスターゼをELISA法を用いて測定した。吸入誘発前のBALF中エラスターゼ値は全例測定感度以下であったのに対し、吸入6時間後では33.2±6.8μg/lと増加していた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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