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間質性肺炎と合併肺癌の遺伝子変化に関する研究(遺伝子発現を中心に)

研究課題

研究課題/領域番号 07770437
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 呼吸器内科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

玉利 真由美  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (00217184)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード間質性肺炎 / 肺癌 / 遺伝子異常
研究概要

今年度、当院内科第二講座に入院されたIIP患者のうち、肺癌合併症例が約3例経験されたが、いずれも手術適応がなく、TBLB時にも微小な組織片のみしか採取できず、病理に提出するため、それらのRNAを抽出することはできなかった。しかし、コントロールするため、患者本人の承諾のもと、1例の原発性肺癌の手術組織において腫瘍部分、及び周囲の非腫瘍部分を採取し、組織を液体窒素中にて粉砕し、RNA直接精製キットを用いて、totalRNAの抽出、引き続きoligo dTビーズを用いてmRNAを抽出した。totalRNAについては、0.8%のアガロースゲルにて電気泳動後、ナイロンメンブレンにtransferを行った。これらのメンブレンは、将来的にAP-PCRにて得られたフラグメントの解析に(発現量の変化の検討など。)使用していく予定である。PCRのプライマーは今回4種類作製し、それらを用いて、肺癌症例にて、正常組織と癌組織でAP-PCRをおこなった。しかしバンドはかなり多く認められ、とくに両者で有意な差を認めたバンドは指摘できず、特定のバンドのクローニングは行わなかった。今後、プライマーの検討、およびPCRの条件の検討が必要であると思われた。現在、約120種類のプライマーのペアにて、差異を認めたバンドにつき、2回のPCRを重ね、クローニングを行うdifferential display法が主流となっており,これらにつき検討を行っている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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