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アデノウイルスベクターを用いたVEGFによる遺伝子治療に関する解析

研究課題

研究課題/領域番号 07770494
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 循環器内科学
研究機関東京大学

研究代表者

中岡 隆志  東京大学, 医学部附属病院(分), 助手 (80241256)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードアデノウイルスベクター / balloon imjarg / 遺伝子治療
研究概要

ラット頚動脈損傷モデルは、PTCA後再狭窄の動物実験モデルとして最もよく解析され、かつ頻用されているもので、左外頚動脈からカテーテル(2F Fogarty emboleetomy catheler)を総頚動脈に挿入し、バルーンを膨満させた状態で数回往復させると総頚動脈の内皮が損傷され、内膜肥厚が生じてくる。当研究者らは、頚動脈損傷後2週間で頚動脈切片の新生内膜・中膜面積比(I/M比)1.0-1.2と再現よく内膜肥厚を起こすシステムを確立した。現在、このモデルを用いてPTCA後再狭窄に対する遺伝子治療の可能性について検討を行っている所である。アデノウイルスベクターを用いた遺伝子治療の試みは多く報告されているが、現在なお充分な発現レベルが得られない等、解決すべき問題は多い。クリップで頚動脈内に閉鎖空間を作り、AdexlCALacZ(非増殖型アデノウイルスにCAGプロモーターとβ-ガラクトシダーゼ(β-gal)の遺伝子を組み込んだもの)を含む液をインキュベートするやり方で、頚動脈でのβ-gal遺伝子発現について検討した。正常血管に遺伝子導入した標本ではX-galの染色は認めなかったが、損傷直後遺伝子導入した標本では、まばらな染色を認めた。発現効率を高める目的でステロイド等の免疫抑制剤を試みたが、発現効率の著明な改善は認めなかった。ところが、損傷後7日目に遺伝子を導入すると、非常に高効率にβ-gal遺伝子を発現させうることを見いだした。現在の所、この高効率発現の機序は明らかでないが、in vivoで導入した遺伝子の発現量の点で、現在までに報告されている多くの結果に比べても優れている。この方法は局所的に充分発現した遺伝子の効果を期待できうるので、現在この方法を用いて実際にラット頚動脈損傷モデルの実験での内膜肥厚に対する効果の検討を行っている。将来的にPTCA後再狭窄に対する遺伝子治療を考えた場合にも応用可能であると期待できる。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2025-11-17  

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