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ミュウタントアレレ特異的プローブによるXb+型慢性肉芽腫症の家系調査

研究課題

研究課題/領域番号 07770555
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関旭川医科大学

研究代表者

伊藤 善也  旭川医科大学, 医学部, 助手 (70241437)

研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード慢性肉芽腫症 / gp91-phox / チトクロームb / allele-specific oligonucleotide probe / 家系調査 / genomic DNA
研究概要

Gp91-phox遺伝子に変異を認めたチトクロームb_<558>陽性の慢性肉芽腫症の遺伝子診断および遺伝子診断に基づく家系調査を行い得た。
遺伝子診断は、遺伝子解析の結果判明したx染色体上のgp91-phoxの変異部位を含んだmutant allele specific oligonucleotide probe (ASO)を用いて試みた。変異部位を含む約100base pairの部分をgenomic DNAから増幅し、Northern blotを行い、biotinでラベルしたASOをhibridizeさせた後、化学発光法によりバンドの検出を行なった。その結果、正常遺伝子と異常遺伝子を明確に区別することができた。このprimer set とprobeを用いて患者、患者の妹、母親、母方の姉、母方の祖父、祖母についてのDNA診断を行った。その結果、患者の妹、母親の姉、祖父は正常遺伝子のみを有しており、母親および祖母は、正常と異常の遺伝子を有していることが明らかとなった。異常遺伝子は母方祖母、母親そして患者に受け継がれていることが明らかとなった。この方法は、PCRにてgenomicから当該遺伝子を増幅するので少量のDNAがあれば可能である、従って少なくともこの家系に関しては羊水診断も可能である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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