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麻疹ウイルスによる細胞死(アポトーシス)に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07770570
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関三重大学

研究代表者

中野 貴司  三重大学, 医学部・附属病院, 助手 (20237340)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード麻疹 / アポトーシス / THP-1
研究概要

ヒト単休系細胞株THP-1に麻疹ウイルス(豊島株、野性株)を感染後細胞増殖と細胞の生死を検討したところ麻疹ウイルス感染細胞が明らかに細胞増殖が抑制され、死細胞の割合が増加した。麻疹ウイルスはTHP-1に細胞死を誘導した。感染後細胞をメタノールで固定後抗麻疹ウイルス抗体で蛍光抗体間接法で検討したところ麻疹ウイルス抗原が検出され麻疹ウイルスが感染していることが確認された。また麻疹ウイルスによる細胞死はアポトーシスであることが確認された。その根拠は細胞をギムザ染色により形態的に観察すると細胞の縮小と核の断片化が認められた。麻疹ウイルス感染細胞からDNAを抽出後アガロース電気泳動でDNAの断片化(ladder formation)が認められた。またDANELISAによってもDNAfragmentationを認めた。以上の所見は麻疹ウイルス感染によりTHP-1に細胞死が誘導されこれはアポトーシスであることが証明された。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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