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Chlamydia pneumoniae感染症の新しい迅速診断法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 07770628
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関久留米大学

研究代表者

松尾 勇作  久留米大学, 医学部, 助手 (70268879)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードクラミジア肺炎 / PCR / 細胞培養
研究概要

C. pneumoniae感染症の小児科領域における臨床的意義を明らかにする目的で,95年4月から96年2月までの10カ月間に39検体の肺炎,喘息様気管支炎の患児のHep2細胞を用いたC. pneumoniaeの培養とPCR法による抗原検出,そしてELISA法によるクラミジア属の抗体測定を行った。現在96穴マイクロフィルタープレートにHep2細胞を培養し,その上にSPG液に採取した鼻腔よりの検体を200μlずつ加え1時間吸着遠心させた後72時間培養し,Pathfinder社のモノクローナル抗体で染色している。PCR法はキャピラリーPCR法を用いている。今までのところGraystonらのPrimerを使用してきた。その結果,培養陽性者はなく,PCR陽性者,抗体陽性者は各々1例であった。PCRと抗体陽性者は別の症例であった。培養法はニューヨーク州立大学小児科と連絡をとりながら綿棒培養液,モノクローナル抗体測定法に改善を試みたが残念ながら陽性例はない。PCR陽性例は5歳男児で基礎疾患にCP, MRがあり喘息性気管支炎をおこした時に陽性であったが,ロキタマイシンの1週投与により陰性化した。抗体陽性例は5歳女児の異型肺炎で抗クラミジア抗体の上昇がみられた。今後,PCR法ではGaystonのPrimerを使用して2種のPrimerによる検出率の違いを検討していく予定である。DFAに関しては富士レビオ社から試薬を発売する予定であり,それを用いていく予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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