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LE,シェ-グレン症候群における46kD.Ro/SS-A抗原特異的Tリンパ球の解析

研究課題

研究課題/領域番号 07770633
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関北海道大学

研究代表者

川嶋 利瑞  北海道大学, 医学部・附属病院, 助手 (70261302)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードLE / シェ-グレン症候群 / Ro / SS-A
研究概要

Ro/SS-A自己抗体は、シェ-グレン症候群、Lupus Erythematodus(LE)の亜集団であるSubacute cutaneous LE,neonatal LEにおいて高頻度に検出される自己抗体であり、少なくとも3種類の異なった蛋白質とhYRNAの複合体が標的自己抗原とされている。これらのうち46kD Ro/SS-A抗原(Calreticulin)の細胞内動態、及びこの自己抗体に対するTリンパ球の反応性について検討した。
(1)Calreticulinの表皮角化細胞内での動態の検討
ヒト培養表皮角化細胞に種々の刺激を加え、Calreticulinの発現を、特異的抗体を用いて、量的及び質的に検討した。その結果、UVB刺激後、Calreticulin蛋白の発現は約2倍に増加しており、Northern blot法によってmRNAも増加していることが確認された。さらに、flowcytometryにおける検討から、刺激前には細胞質内に分布しているCalreticulinが、刺激後には、細胞膜表面にも発現が認められた。しかしUVA以外の刺激(UVA,heat shock)によってはその発現に変化は認められなかった。
(2)患者末梢血単核球のCalreticulinに対する反応性の検討
LEの患者から末梢血単核球を分離し、リコンビナントのCalreticulin及びCalreticulinのN端、C端に対応する合成ペプチドとともに培養し、3H-Thymidineの取り込み、サイトカインの産生を指標としてリンパ球の反応性を検討したが、正常人コントロールと比較して有意な差は検出されなかった。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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