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甲状腺のヨードポンプの蛋白の同定とcDNAクローニング

研究課題

研究課題/領域番号 07770823
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 内分泌・代謝学
研究機関山梨医科大学

研究代表者

斉藤 司  山梨医科大学, 医学部, 助手 (30205661)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード甲状腺 / ヨード代謝 / ヨードポンプ / FRTL-5細胞
研究概要

ヨードポンプ阻害剤であるA2Nを用いアフィニティカラムを作成後、甲状腺細胞(FRTL-5)の膜分画をカラムに流し、よく洗浄後エリューションバッファーにて結合蛋白を溶出すると、分子量8万、5万、3万、等多数の蛋白が溶出された。この時点で、溶出液の組成を変化させたところ最終的に8万の蛋白を認めた。この蛋白とA2N-^<125>Iとの結合実験を次に行うと、蛋白は非常に弱い条件下でのみ結合を認めた。この差異は、放射性ヨードのラベルによる影響と考えられ非放射性のA2Nにより低濃度(10mM)にて結合は阻害された。この条件でスケールをアップを模索している間に、ラットのヨードポンプの1次構造が発表されたため急遽予定を変更し、以下の研究を進めた。1)ヒトのヨードポンプのクローニング 2)合成ヨードポンプとA2Nとの結合実験 3)ヨードポンプのmRNAレベルの制御機構
ヒトのcDNAライブラリー(クロンテック社)を、ラットヨードポンプcDNA(PCRで得た)を用いスクリーニングしたところ、64万クローンから陽性クローンを4個得た。このクローンをpBSベクターを導入し1次構造を調べるとラットとヒトでは81%のホモロジーを認めた。現在1次構造の確定および他の研究を推進中である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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