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NIDOMにおけるインスリン抵抗性とヘキソキナーゼIIとの関係

研究課題

研究課題/領域番号 07770828
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 内分泌・代謝学
研究機関三重大学

研究代表者

矢野 裕  三重大学, 医学部附属病院, 助手 (10263021)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードヘキソキナーゼII / インスリン抵抗性 / インスリン非依存性糖尿病(NIDDM) / 糖代謝 / グルコース・トランスポーター
研究概要

(1)ヒトHKIIのcDNAを発現ベクターに挿入し、これに3'端に6個のヒスチジンをコードするオリゴヌクレオチドを挿入し、大腸菌にトランスフェクションし、発現させることには成功したが、ヒスチジンに特異的な結合するニッケルカラムにて、HKIIを分離、精製については精製段階において活性が低下し、回収率も低下し、精製に適さないと考えられた。従って、別のベクターを使用し、GSTをコードするDNAを挿入し、同様に大腸菌において発現させ、グルタチオンカラムにて抽出、精製したところ、完全には、精製できなかったが、その活性は比較的保たれていた。しかし、Kmは報告されている値よりやや大きく、GSTのHKIIに結合している影響ともかんがえられた。これらの方法により、HKIIのミュテーションをDNAにおいて作製し、その活性を見ることにより、そのDNA部分がHKIIの活性あるいは、G-6-Pに影響をうけるかということを解析することは可能であると考えられる。
(2)Oocyteにおいては、HKIIの発現、活性はみられたが、GLUT4の発現が細胞膜にみられず、HKIIとGLUT4とを組み合わせることはできなかった。しかし、HKIIとGLUT3同時発現する事には成功した。その発言は各々、抽出物のイムノブロット、及び活性の測定にて確認され、また。in vivoでのアッセイも成功した。しかし、本来、Oocyteに存在するHKあるいは、代謝産物であるG-6-Pの影響もあり、抽出物における活性と、in vivoのアッセイでの活性に違いがあり、現在その理由も含め、検討中である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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