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プロトンポンプ阻害薬投与下の異常胃内分泌動態に関する実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07771020
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

小村 伸朗  東京慈恵会医科大学, 医学部・外科学講座第2, 助手 (70271301)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードランソプラゾール / エンプロスチル / ピレンゼピン / ガストリン / ソマトスタチン / ガストリン細胞 / ソマトスタチン細胞 / ECL細胞
研究概要

(1)ランソプラゾール長期投与における胃内分泌細胞動態とそれに及ぼすエンプロスチルの影響.
ランソプラゾール(LAP)30mg/kg/dayの4週間強制経口投与により、胃内分泌動態として高ガストリン血症、ガストリン細胞(G細胞)過形成、ならびにEnteroclomaffincell(ECL細胞)過形成が認められた。LAPにエンプロスチル(ENP)20μg/kg/dayを併用したところ血清ガストリン値の有意な低下を認めるとともに、G細胞数も有意に減少した、また、これと同時にECL細胞数も有意に減少し、それと同時にソマトスタチン細胞(D細胞)の増生が認められた。この際、血漿ソマトスタチンは変動していなかった。以上から、LAPによって引き起こされる異常胃内分泌細胞動態をENPは是正する可能性をもっており、この機序としてD細胞を介したパラクリン作用が関連しているものと考えられた。
(2)ランソプラゾール長期投与における胃内分泌細胞動態とそれに及ぼすピレンゼピンの影響.
LAP50mg/kg/dayの4週間強制皮下投与によって、高ガストリン血症、G細胞過形成、ECL細胞過形成が認められた。これにピレンゼピン(PZ)40mg/kg/dayを併用したところ、血清ガストリン値の有意な低下を認め、これと同時にG細胞ならびにECL細胞の有意な減少を認めた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 小村伸朗: "長期酸分泌抑制状態の胃内分泌細胞動態に及ぼすエンプロスチルの影響" Progress in Medicine. 15. 1886-1889 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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