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脳腫瘍におけるメタロプロティナーゼインヒビターのオルタナティブスプライシングに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07771129
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 脳神経外科学
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

中野 敦久  兵庫医科大学, 医学部, 助手 (70258151)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードクリオーマ / TIMP-2
研究概要

ヒトグリオーマの外科摘出標本でTIMP-2のNorthen blottingで、複数のnRNAが認められた。これはTIMP-2遺伝子のalternative splicingの可能性を示唆するものであった。ヒトグリオーマ組織由来RNAから作成したcDNAを対象としたPCR法によって、TIMP-2遺伝子DNA配列を増幅したところ、使用したプライマーの位置から予想されるTIMP-2由来産物のサイズよりも小さいPCR産物の存在を認めた。その塩基配列を決定した結果、TIMP-2遺伝子DNA塩基配列(国際DNAデータベースAccesslon No.S48568,J05593)と比べてExon1の3′末端で266bpが存在しない配列であった。このalternative splicingによる新しいTIMP-2cDNAを発現ベクターpRC/CMVに組み込み、ヒトグリオーマ細胞株U-87MGに導入、ネオマイシンアナログであるG418に耐性のクローンから同遺伝子を発現するものを選別した。これと、コントロールのベクター群との間で細胞増殖能を比較したところ、顕著な抑制を示すクローンを確認した。現在、このクローンの浸潤能および基質接着能を検討している。また、5'RACE法により、このalternative splicingを示す遺伝子の5'側の検索、およびさらに物の型のalternative splicingを示すもののクローニングを施行している。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Nakano, A.: "Expression of metalloproteinases and tissue inhibitors of metalloproteinases in human gliomas" J. Neurosurg.83. 298-307 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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