• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

トランスジェニックマウスによるGAD遺伝子機能の解析

研究課題

研究課題/領域番号 07771131
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 脳神経外科学
研究機関岡崎国立共同研究機構

研究代表者

浅田 英穂  岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 助手 (10184144)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードグルタミン酸脱炭酸酵素(GAD) / GABA
研究概要

グルタミン脱炭素酵素(GAD)は、グルタミン酸からγアミノ酪酸(GABA)を生成する酵素であり、中枢神経系において抑制性神経伝達物質であるGABAニューロンに存在する。GADにはGAD65とGAD67の2種(分子量が65kDaと67kDa)があるが、申請者はシナプスへの局在がより明らかなGAD65についてのトランスジェニックマウス作成に際して、まずマウスGAD65 cDNAのクローニングを行なった。マウス脳cDNAライブラリー(λgt10ファージ)よりRT-PCRにて作成した0.3kbpのマウスcDNAをプローブとしてスクリーニングを行い、1.4kbpおよび2.2kbpの2種類のGAD65cDNAクローンを得た。それぞれのクローンについてシークエンスを行いマウスGAD65cDNAの全長の塩基配列(2761bp、585アミノ酸)を決定した。トランスジェニックマウス作成の予備実験として、培養系を用い神経系細胞であるNeuro2aおよび非神経細胞であるCHO細胞にGAD65cDNAをそれぞれトランスフェクトしGAD65発現株を確立し、GADの細胞内局在およびGABAの生成、分泌に関して検討した。GAD65cDNAによるGABA合成を確認した後、前脳神経細胞に特異的に発現可能なカルモジュリンキナーゼIIαプロモーター(8.5kbp)を有するトランスジェニック用発現ベクター(PNN279)にGAD65cDNAを組み込み、トランスジェニックコンストラクトを作成した。さらにES細胞を用いたキメラマウス作成のために、薬剤耐性遺伝子であるpuromycin N-acetyl transferase gene(pac)を、現在ベクターに組み込み中である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] H.Asada 他: "Molecular cloning of mouse glutamic acid decarboxylase and GADA release from cDNA-transfected cells" Society for Neuroscience(abstracts). 21. 1298-1298 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi