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長期血液透析患者に発生する四肢関節近傍の骨嚢胞性病変の発生機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 07771186
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

高石 雅  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (80179407)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
1995年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード血液透析 / 二次性副甲状腺機能亢進 / 骨代謝マーカー / 骨X線所見
研究概要

長期血液透析患者に発生する二次性副甲状腺機能亢進症(2°HPT)のX線上の骨変化をsalt&pepper像(S&P)、rugger jersey像(R-J)、subperiosteal resorption像(S-R)について重症度分類し骨代謝マーカー(High-sensitivity PTH(HS-PTH), Osteocalcin(OC), Tartrate-resistant acid phosphatase(TRAP))との関連を検討した。対象は血液透析患者72例(男37、女35)で、平均年齢54.2歳、平均透析期間10.5年であった。この結果、1)骨代謝マーカー同志の関係では透析期間にかかわらずHS-PTH,OC,TRAPは互いに明確な相関を示し、いずれも2°HPTのよい指標である点が示された。2)骨代謝マーカーと骨X線所見との関係では、R-J像とS-R像が骨代謝マーカーとよく相関し、重症度判定に有用と判断した。一方、S&P像は2°HPTの有無の判定には有用だが骨代謝マーカーとは相関しなかった。3)透析期間とX線所見及び骨代謝マーカーの関係では、透析期間約10年でR-J像とS-R像が出現すること、PTHの分泌の増大は透析約10年でピークに達する事が判明した。このことからPTH分泌がピークに達する透析約10年を契機にX線所見が出現するものと考えられた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 高石 雅: "長期血液透析患者における二次性副甲状腺機能亢進症の骨評価法" 東京女子医科大学雑誌. 65. 738-749 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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