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本邦における悪性高熱症患者の遺伝子的診断

研究課題

研究課題/領域番号 07771237
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関広島大学

研究代表者

大澤 恭浩  広島大学, 医学部, 助手 (00263682)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード悪性高熱症 / 遺伝子 / リアノジン受容体 / Ca-induced Ca release
研究概要

日本国内から報告された悪性高熱症(MH)患者及びその親族を対象とし、骨格筋小胞体からのCa-induced Ca release機構(CICR)の異常と、骨格筋リアノジン受容体(RYR1)遺伝子の異常の関連性について研究した。
本研究についての説明の上、同意を得られた対象者より採血し、DNAを抽出した。RYR1領域のオリゴヌクレオチドプライマー(MH1F,MH2R)を用い、PCR法で被検DNAの特定領域を増幅し、産物を制限酵素(Rsa1)処理し、ポリアクリルアミドゲル電気泳動した。
以上の方法で、これまで26家系69名よりDNAを抽出した。CICRを測定した患者は26名であった。ブタMHとの関連が確立されているRYR1遺伝子変異に相同するヒトRYR1遺伝子のC1840T変異は認められなかった。
欧米では上記の領域における異常が数家系で発見されているが、本邦では発見されないことより、人種差の可能性、また他の部位の変異を検討する必要があると思われる。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 大澤恭浩: "わが国の悪性高熱症の集計(1994年)" 麻酔と蘇生 悪性高熱研究の進歩XVIII. 31巻き別冊. 25-29 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 弓削孟文: "悪性高熱up clate(I)-わが国の悪性高熱症の集計から-" 臨床麻酔. 19巻. 845-854 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 弓削孟文: "悪性高熱up clate(II)-第3回悪性高熱国際シンポジウム、第7回悪性高熱ワークショップにおける議論" 臨床麻酔. 19巻. 989-997 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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