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アナフィラキシ-ショック時の病態におけるNOの役割

研究課題

研究課題/領域番号 07771266
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関自治医科大学

研究代表者

斎藤 仁  自治医科大学, 医学部, 助手 (20260838)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードアナフィラキシ- / 一酸化窒素 / in vivo / Ascaris Suum
研究概要

目的:我々は,アナフィラキシ-ショック時には内皮型一酸化窒素合成酵素(NOS)の活性化により一酸化窒素(NO)が産生されていることを末梢組織において明らかにした(Shock2,381-384,1994)。
末梢においてはNOの過剰産生がアナフィラキシ-時の血圧の低下に関与している,一方NOがアナフィラキシ-時の心血管の攣縮を抑制する働きがあるというin vitroにおける報告がある。
アナフィラキシ-時の心と末梢でのNOの役割の違いを解明するためin vivoにおいて心臓でのNOの産生を調べた。
方法:Ascaris Suumに感受性のある雑種成犬を用いた。フェンタネスト麻酔下にAscaris Suum(抗原)の静脈内投与によりI型のアナフィラキシ-を生じさせ,60分にわたり血圧,心拍数,心拍出量などとともに心表面においてのNOの産生量を選択的NO電極を用いて測定した。
結果:NOの産生量は抗原投与から2および3分後には有意に増加し,4分から15分の間は増加傾向を示したが,20分後には抗原投与前のレベルにもどった。
まとめ:心臓におけるNO産生量の増加はアナフィラキシ-の発症初期にのみ認められた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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