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着床における子宮内膜の硫酸化脂質の機能の解析

研究課題

研究課題/領域番号 07771351
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関東京大学

研究代表者

三島 みさ子  東京大学, 医学部(病), 助手 (30262017)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード着床 / 子宮内膜 / コレステロール硫酸
研究概要

われわれは、着床における妊卵と子宮内膜の相互作用に関与する因子を解析する研究の一環として、子宮内膜の細胞膜脂質の組成を分析した結果、家兎子宮内膜においては着床期に一致して一過性にコレステロール硫酸の含有量が20倍程度増加することを見いだした。さらに、この急激な発現は、合成酵素であるコレステロールスルホトランスフェラーゼ活性の上昇と分解酵素であるコレステロール硫酸スルファターゼ活性の抑制の結果であることも明らかにした。そこで今年度は、これらの現象の生物学的意義を検討する目的で、家兎子宮内膜上皮細胞の不死化細胞株を用いたコレステロール硫酸の機能解析を計画した。これまで、この樹立細胞株において、各種ホルモン、成長因子の添加実験を行い、プロゲステロンの添加によりコレステロール硫酸合成が増加することを確認した。したがって、本細胞株がコレステロール硫酸の機能解析に利用できると判断された。現在、各種細胞外マトリックス上でのこの内膜上皮細胞培養を行い、細胞外マトリックスとコレステロール硫酸の関連の分析を行っている。また、本培養系を着床モデルとして家兎妊卵との相互作用についての実験が進行中である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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